2013年11月29日金曜日

ちょっとココロの話




1125日(月)の長崎新聞に、大きな私の顔写真つきでせかい卵の記事が載りました(^_-)-
いやいや、けっこう恥ずかしいものですね。

私自身がまだ掲載記事を見ていないうちに、その日の朝からいろんな方々からメールや電話が来て、
「見たよ!」「写りよかったよ!」「応援してるよ!」などなど、コメントいただきました。
ありがとうございました。

新聞って、本当に皆さんよくご覧になっているんですね。
その反応の多さに驚きました。

「私も見ておかなくては!」と新聞屋さんへ行くと……。
なんと、移住者の集いでお会いした方がやっている新聞屋さんで、
「お久しぶりです!」から始まり、「今日、記事が掲載されているので買いに来ました」と言うと、
「まあ、掲載されているんですね! じゃあ、差し上げます!!」と5部もくださいました(*^^*)

ありがたくいただいて帰り、早速新聞を広げてみると、そこにはカラーページに大きな顔写真が!!!

でもね、ここで不思議な気持ちになったんです。
うれしいとか、恥ずかしいとかじゃなくて、ホッとしたんですよね。
心の奥の方で安心したの。

どういうことかというと……。
そこに写っている私が、等身大だったから。
いえいえ、いくら大きく載せていただいたとは言え、本当に等身大の大きさの顔写真っていう意味じゃないですよ(^_^;)
その写真の私は、本当の私より劣っているわけでもなく、本当の私より優れているわけでもない……そういう意味の等身大を感じたんです。
それを実感した途端に、心の奥の方で「ホッ」ってしたのがわかった。
少し心が軽くなって、少し心がやわらなくなった。

そうかあ……そんなつもりはなかったけれど、やっぱりいつの間にか心は疲れているんですね。
自分を大きく見せよう!とか、小さく見せよう!とか。
そんなことは不必要だとよくわかっているつもりでも、仕事上表に出ることも多くなっていて、人目にさらされる機会も多いので。
いつの間にか疲れていたんだと思いました。

学校につとめていると、それだけで「先生」って呼ばれます。
先生と呼ばれることが当たり前になっていたけれど、もともと教員ではないので、呼ばれ慣れているわけでもなく。
先生と呼ばれることで、その名にふさわしくなければならないと、心のどこかに気負いのようなものがあったのかもしれません。

それは、NPO法人の代表っていうのも、同じかもしれませんね。
普段は意識しなくても、何か契約書にサインするとき、あるいはどこかの会議に出るとき、「理事長」とか「代表」っていう扱いになります。
本当は、ただの代表なんですよ。
つまり、「数人集まって作った団体から代表で出てきました」っていう感じの代表。
そんなつもりで本人はいるんだけど、外に出ると、扱われ方が違うじゃないですか。
人って、扱われ方で自分の立ち位置を知るっていう面が強くあるから。
外の世界に出て、「あー、自分が立っている位置はこういう役割なのか」と実感するわけです。
まあ、世の中が人を育てるっていうのは、そういうことなんでしょうけれど。
自分が発する言葉は、時としてそれは個人としての言葉ではなく、NPO法人の意見として世の中に出る……ということです。

そういう緊張感みたいなものも、先生と呼ばれる気負いと共に、ジワジワと心に積もっていくのかもしれません。

だから、新聞に載った自分が等身大に見えたことで、すごく安心したんです。
「な~んだ」って思った。
「私は私で、何も変わってないや」って。
「だから、今まで通り、信じることをやればいいんだ」って思えた。

私が感じた安心感って、そんなことです。
ホッとして、安心して、軽くなった心を感じたら、
また、このまままっすぐ進めると思いました。

だから、年末も、来年も、このまま突っ走ると思います(^_-)
午年だしね!

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